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2019年08月

レッスン料金改定のお知らせに寄せて

以前より宣しておりました通り、201910月分のレッスン代より、消費税分の値上げ改定をいたします。

 

 

設立以来シブイオンガクスタヂオでは、消費税分を預かって参りませんでした。これはある意味当然でして、総売上がそれが必要になるほどまで上がる見込みなどさらさらなかったからです。ところがいざその段になって、驚愕の徴収額を目の当たりにして、ああ、これがあれか、せっかく稼いでもそのまんま持っていかれる、という愚痴の素か。

 

つまり私としましては、以前から書き連ねて来ました通り、万歳ついに値上げだバカヤローの気分です。こういった自由なことがかけるのが、個人事業主の強みと心得ております。

 

しかし、初心をここで詳らかにすると、どうせ無名零細なのだから、謙虚に、通ってくださる生徒さんには、身体を使って発声をすることの楽しさを、手軽に身につけていただける場所であろうという願いからできた、料金設定でした。

 

これは、私の後に続く講師から当然のようにぶつけられる、「安すぎではありませんか?」という声を情け容赦なく握りつぶしてまで貫いて来た強い気持ちでした。なにせ私はいわゆる専門教育を受けていませんから。

 

が、シブイオンガクスタヂオならではの運営に賛同できる講師が増え、中には専門教育をきちんと修了したと胸を張る講師などを迎えるにつけ、同時に生徒さんも激増し、結果、消費税をおさめなくてはならなくなりました。こんなことになるなんて。と、嘆いてばかりもいられません。

 

ことは簡単です。早急に、消費税分をみなさんからいただけばいい。

 

ところが、なかなかどうして。踏み切れませんでした。私は値上げが嫌いなのです。皆さんだって嫌いでしょう。ねえ。好きな人なんて、いないと思うのです。

 

いつだったでしょうか。もう思い出せません。消費税率が8から10になるという話がニュースになった時、それがいい機会だ。それに乗じることにしよう。それまでは、我慢だ。まあ、なぜ我慢する必要があったのでしょう。腑抜け政権与党の気まぐれで先送りになる間、どうして私は我慢をつづける必要があったでしょうか。本当は、ないと思います。

 

でも、できなかったのです。値上げが。嫌いすぎて。

 

今年初頭でしたか、ついに値上げがきます。それまでに、習得できることは習得しておしまいなさいよ、と、皆さんに檄を飛ばしましたっけ。

 

どうですか?

どうしても時間はかかるものです。そういうものです。でも、何か、掴みましたか?ただただ先生に言われるがままの姿勢よりは、積極的に追究していく方が、確実に、可能性を感じることができましょう。あるいはもう、やったぜわかったぜもう先生は不要だぜ、と退会されましたか?

 

いやいや。私はシブイさんで楽しくやっていられれば、多少の値上げになど文句は言いませんよ。という方もあるかもしれませんね。ご理解、ありがとうございます。そんな仲間といっしょに生きていく、という教室の形があっても、面白いかなとは思います。

 

2019830125133.png

では最後に、具体的な税込金額を列記して、雑文を終了させていただきます。サイト全体への更新作業は、九月初頭に行います。念のためもう一度書いておきます。10月分のレッスン代から、以下の金額になります。つまり、九月内のお支払いに適用される金額になります。ああ、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。ちなみに、この長文を差っ引いたものが、インフォメーションにのせてございます。そちらを読まれた方が、話は早いかもしれません。あとのまつり。

 

うたうコース(一律)

 

月一回  5000

月二回 10000

月三回 14000

月四回 18000

月五回 22000

月六回 25000

月七回 28000

月八回 31000

月九回 34000

月十回 37000

 

朗読コース (小浜田)

一回 4000

 

プロコース (小浜田)

一回6000

 

うたわないコース (なかむら)

一回 4000

 

あまりうたわないコース (クボ)

一回 4000

自分の声が嫌い。

そんな風におっしゃる方の、なんと多いことでしょう。

いや、ほとんど方がそうかもね。「いやー、自分の声いいわー」と思える方は心底しあわせもんだと思った方がいいでしょう。

こんにちは。飯田橋・四谷担当のクボです。

 

 

とかく人は「ないものねだり」だったり「隣の芝生は、、」だったりするもんです。

かく言う僕自身もかつてはそうでした。

 

ただ、若い頃にいろんな音楽雑誌や音楽関連の本なんかを読み漁り、いろんなアーティストのインタビューや自伝を読むと、大体のボーカリストが同じようなことを言ってるのです。例えば海外の、いわゆるロックレジェンドな人たちもね。

 

もちろん、これまで僕が直接出会った多くのボーカリストの中でも「自分の声が好きじゃない」と言った人は数限りありません。

そんなのを見るにつけ、「あー、みんなそうなんだなー」と思ったもんです。

 

ちなみに、僕自身、自分の声が一番好き!とは残念ながら思ってはいませんが、自分の声の長所と短所は把握しているつもりです。

もちろん「こんな声いいよなあ」と他所に憧れることがないわけではないですが、なかなかどうして自分のも悪かないかな、と思ってますし、そのくらいがちょうどいいのかな、と思ってます。

 

そんな風に数多く自分の声と「向き合う」ことで付き合って行くこともできますし、あとは実際にコンディションが整って、しっかり出した時に、とても客観的に聴こえてくることもあります。内耳で聴いてる感覚から一歩抜けた状態、を作ることも可能です。

 

 

自分の声が嫌い、と思っているみなさん。

せっかく親からもらった声です。もっとガチで付き合ってみると案外思ってるより悪いもんじゃないですよ。

そのためのお手伝いであればいくらでも。

 

 

 

 

体験レッスンを3回行うことの効果

うたわないコース 飯田橋教室 なかむらです。

 

3回体験コースがおかげさまで好調です。

先日、お一人目の受講を終えました。

3回やってみて思ったこととして「1回だけよりも経過をしっかり追えてアドバイス出来るっていいなぁ」

と思ったわけです。

 

1回目、お声のお悩みを聴かせていただいた上で、その方のお声の特徴を見ながらアドバイス。

 

2回目、やはり1回目は緊張するため、本来の力を出しにくいものです。

そこで、多少心を許してくれた状態で改めて声の状態を確認し、1回目のアドバイスが本当にいいのかどうか見極め

時に修正してレッスンを行っていく。

 

3回目、2回目まででつかんだ苦手ポイントや伸ばしたいポイントを改善するための総仕上げを行う。

 

 

単発よりもさらにその方のお声の特徴を理解してアドバイスが出来る。

8月末か9月頭にでも若干名受付られたらと思っておりますので、

またこちらでもお知らせしますね。

(本当は昨日販売再開したばかりですが、すぐに売り切れてしまいました。ありがたい。)

 

体験レッスン

石村吹雪です。久しぶりにこちらに書きます。このところなぜか20年以上前の、なつかしい体験レッスンの様子を思い出していました。というのも僕は体験レッスン受付を去年の5月以降行なっていないからでしょう。

 

あの頃はまず、電話が鳴ります。レッスン中に鳴っても、代わりに対応してくれる人がいないのは、今も同じ。それでも、当時は受付方法がそれしかなかったので、ぞんざいな対応は許されません。新規お申し込みは少ないです。僅かなチャンスに賭けるのです。

 

お名前をうかがいます。この時点で、滑舌のチェックが出来ます。

 

ご希望の日時をうかがい、こちらの空きを調べながら、決めます。このやり取りの間に、性格や社会性を汲みます。

 

お好きな曲の入ったCD、あるいはカセットテープなど、あと可能ならば楽譜をお持ちください、待合室がございませんので場所をご確認の上、時間ちょうどを目指していらしてください。と言う定型文章も、ほとんど変わりがありません。

 

初めてホームページを作ったのが1998年で、それ以降は電話でのやり取りは減りましたが、変わってメールでのやり取りの間に、その人となりの想像をする癖がついたものでした。

 

時代とともに、お申し込み受付も様変わりしました。今や完全前金制です。入金いただいてはじめて、メールでのやり取りが始まります。敷居上がったなあ。

 

いや。上げないと、モチベーション低い人ばかりが、なんとなーくやって来たり、恐ろしいことになんと、約束通りにやって来なかったりするようになるんですって。だから、上げざるを得なかったのです。

 

話がすこし、逸れました。

そして、当日を迎えます。

 

ではまず、お持ちの音源に合わせて歌っていただきます。

 

というと、半数の方が驚きます。発声練習とか、しないんですか?

 

僕は答えます。ふだん、しますか?だいたい、しないですよね?まずはふだん通りの声をお聞かせください。そこにどんな癖があり、どんな問題点があるか、把握しますから。

 

だいたいの方が、いきなり初対面の講師の前でCDに合わせて歌わされて、大汗かいています。

 

対してこちらは、お声を聴きながら、その曲のコピーをします。コピーとは、伴奏の和音とリズムパターンを聴き取って、弾けるようにすることです。一発勝負ですから、結構集中しています。

 

ほとんどの皆さんは緊張しています。それを差っ引きながら、癖の傾向、度合い、素質、あるいは素養を鑑みて、基礎的な発声がこの時間にどこまで実現できるか?或いは、その先のお話を必要とする人に、その先の可能性についてお話しできるか、を判断します。

 

緊張をとるべく、人によっては一緒に歌ったり、軽口を多めにしたり、或いは、積極的にお話をしてもらったり。いろんな手段を用いました。説明好きの人には、説明中心に。理屈嫌いの人には、考えさせないように。

 

ああ。やってないなあ。体験レッスン。この四年の間に増えた講師の面々に委ねっぱなし。僕はやりたくないのではないのです。やると、事務仕事をする手が足りなくなるのです。仕方がないのです。

 

そして、体験レッスン終盤です。さあじゃあさっきの歌ってみますか、と最初に歌ったCDの曲の伴奏を弾いてみせます。この時、ほとんどの人が感心してくれます。なにせ一度聴いただけですものね。その後、発声指導をしているうちに忘れないように、集中していないとなりません。

 

僕は未だに絶対音感もないし、専門教育は受けていません。だけど楽器を弾くのが好きだから、いっぱいコピーしました。そのおかげで、そのスキルを手に入れました。今や歌詞とコードが載ったサイトが出来てきたので、その労を省くことができるようになりましたが、これが最初からあったとしたら、僕のスキルは磨かれなかったことでしょう。

 

ところで今、つらつら自信ありげに書いていますが、やり方は人それぞれであり、僕のやりやすい方法に過ぎません。

 


また、やりたいな、体験レッスン。面白いもん。と、純粋に思いはじめました。が、今僕は、シブイオンガクスタヂオの運営をする側にいます。これと個人レッスンの両立というかバランスがとても難しいです。

 

ずいぶん以前から宣言している通り、消費税が10%に上がると同時に、シブイオンガクスタヂオのレッスン代は引き上がります。その金額設定の準備など、この夏には始めなくてはなりません。さらに今僕は、人材探しの旅に出ている状態です。シブイ講師陣はそれぞれかなり個性的ですが、それに匹敵する個性派であり且つ、音楽を生業にしたいと強く願う信用できる若いものを探していくのは、社会的責務なのです。

 

が、そのうち急に僕も一枠だけとか、募集をしたりするかもしれませんね。めぐりあわせを、楽しみに。

体験レッスンのお申し込みはこちらより受け付けてございます。

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