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2020年10月11日

淡々と、粛々と、お楽しみ

ここはお教室ですから、レッスンの日々は続きます。

 

今年は長らく、異常事態でした。ああ、これができるようになったね、長いおやすみ期間をすぎても、忘れなかったね。もう身についてしまったのかもね。あるいは、すっかり忘れてしまったね、家ではなかなか歌えないものね。だとか。

 

私の担当するみなさんは、今年の6月から募集を再開するまで最後の募集をした2年前入会の方がもっとも新参で、それ以外のほとんどの方は10年前後、という方々です。

 

6月から7月にかけて、久しぶりに募集をかけました。7人体験レッスンを請けて6人、入会されました。始めたばかりの皆さんに、歌における発声の仕組みを、理屈ももちろんですが反復の侮れなさを伝えては、一緒に取り組んで行きます。

 

これ正直、新鮮です。お腹から声を出すっていうやつは、これのことだったんですね、という声から、カラオケついに行ってみたんですが、全然以前に比べて疲れませんだとか、こういったレッスン初期によく聞かれる言葉をまた聞くことができて、嬉しくなります。

 

いろんな人がいらっしゃいます。私が主に受け入れるのは、ごく普通の生活をなさる人々です。若くともそうでなくとも、生活の中に、歌う、という行為を挟み込みたい人たち。たまにやってみるくらいだと、思ったよりもうまいこと歌えないもんだな、という方々。

 

この人たちに、さあ毎日やれ、大事なのは積み重ねだ、積み上げだ、どこに出てもブレない自分を作るんだ、自信のある自分を育むんだ、と、あまり真正面から押しつけても、生活をそうそう簡単に変えられるもんじゃありません。

 

だから、基本はこうです。あ。面白いかも。ちょっとだけやってみよ。あれ、ちょっとだけやってみたら変化があったわ。楽しいかも。じゃこっそり反復してみようかな。あれ、身についたかも、人に見せてみようかしら。もしかしたら、褒められるかも。と、変化していけるきっかけを作れたらいいなと考えています。

 

そのために、うた以外の道具をおすすめしたりもします。音楽は懐が広いです。うたじゃない楽器からのアプローチもできます。伴奏楽器なら、歌いながら弾くこともできます。この場合に気をつけていることは、教則本に惑わされないこと。我流で追究する癖も持ってもらうこと。楽しむ主体は自分であることは、かたときも忘れないこと。

 

淡々と粛々と、お楽しみの時間を、捨てないように。忘れないように。そして、お楽しみがこの小さなコミュニティで分け合えるように。世界に向かう必要なんかないんです。それを今年は、つくづく考えさせられます。今足りないのは、私たちの小さなコミュニティが移りゆく季節をともにする、些細な安心なのだと。

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