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2016年01月

もとめられるときはくる

体験レッスンを終えたら、その人その人にあわせた、その時間のおさらいをテキストでお送りして来ました。その人に何が必要で、どんな今までの経験が活きて、ひとりで何をしたらいいか、といったことを。

 

よほどのことがない限り、これを怠ったことはありませんでした。時にはそれにお返事のない時もありましたが、それはそれ、そこまでするのが、この空気のようなお仕事の締め括りだと信じて。2015年、空前の体験レッスン申し込みラッシュに見舞われ、すべての空き時間では足らずに、通勤の時間までも使わねばならなくなった時、今こそこれをやらなばならないと思いました。

 

だって、もとめられているのですもの。

 

と、思うようになったからです。ほとんど催眠暗示にかかっていたかのように、朦朧としながらこなした数かず。

 

もともと歌声はおろか話し声に自信がなく、何を言っているのか分からないと聞き返されるのが普通だった私のところへ、かつての私と同じ思いで検索をしてやって来られるのですもの。よく言うことですが、かつての私の学生時代の同級生が私がこんな仕事に就いていると知ったら、鼻で笑いながら驚くことでしょう。こんなときが来るなんて、思いもしなかったものでした。人生の中で、もとめられるときは、一度くらいはくるものです。という思い込みは、大切だと思います。

 

 

その内容をまとめて、読み物に仕立ててみようと昨日思い立ちました。私自身やりたいことは他に沢山あるのに、我慢して諦めていたこともあるのに。季節の退会者が出始めて時間がわいた今こそ、それをやればいいのに。

 

発声の癖は類型化分類することも出来ますが、ひとりひとり事情は異なります。だって別々に生きて来られたんですもの。ちょっとずつ、選ぶ言葉も変わります。

とはいえ、やって欲しいことはほとんど同じではあります。が、だからこそ、読み流したらそれだけで有益になるんじゃないかと思うのです。基本は反復ですから。読みものの読める方は、同じことを何度も読むことでイヤでも身につくのではないかと考えるのです。

 


飯田橋教室では、経験豊富な講師小浜田知子のレッスン受付の大量募集が始まりました。レッスンの様子をこっそりうかがっていると、なるほど理に適っているなと思わされることが多いです。現時点もほかの教室ではキャンセル待ちの列が出来ているそうで、それも頷けるなあと。この人は、よく知っているのだもの。

しかし一方、飯田橋の玄関でご挨拶した段階から、あ、この方はむしろ私が担当すべきではなかろうか、と思わされる場合も少なくなく、これは長年の経験がそう感じさせるのですが、あーもう、本当にこまった方は、どうぞ私の方へ、と思うのです。やはり私はもっぱら、あまりうたわないコースの募集をしようと思うのでした。

近頃書き忘れていますが、水道橋教室では、春奈鈴がうたうコース専門の募集です。需要から考えるに、シブイ全体でうたうとうたわないが2対1の割合は、ちょうどいいかなと思えます。今年はこの体制で行けるところまで行ってみようと思うのです。

初めてご覧の皆様には、こちら一読をお勧めしています。

楽芸会ありがとうございました

楽芸会参加のみなさま、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。 キンチョーされていた方も貫禄を感じるくらい歌い上げた方も、こういう場で時を共にするということの素晴らしさをあらためて感じました。 僕の生徒さんが体調不良のため参加できなかったのは残念でしたが、それでも楽しい発表会でした。僕も勉強になりました。 キーを間違えて弾いてしまったのが最大の反省点です。ゴメンなさいね?m(_ _)m おいしかったと言ってくれたからよしとしようか。 歌は心 間違ってないです 歌は心です たくさん歌って下さい!

楽芸会と名付けて

さきの日曜の真昼間12時から15時半にわたり、シブイ楽芸会(場所は四谷コタン)を開催しました。

楽芸会と書いて、がくげいかいと読んでください。お願いします。おとなのがくげいかいです。

 

簡単に、一般的にわかりやすく言えば、発表会です。

シブイオンガクスタヂオは2006年に、第一回シブイ発表会を開催しました(場所は赤坂グラフィティ)。当時は私一人でほとんど伴奏をして、総勢たしか28名が歌い、ご来場者数も110人を数えるというものでした。その後、回を重ねるほど伴奏が豪華になって行き、プロのみなさまによる生バンドの演奏をしたがえての音楽祭となり、他の教室との合同開催など行っていました。近年はやはり声をきちんと聞くためにも、伴奏はシンプルに、場所も小ぶりに、という方向へシフトしています。(正直、広告に偽りある状況です。トップページには派手なことが掲げてあるままですから。)

 

ところが、こういったイベントの開催には、出場者が集まらないと出来ません。参加費を集めて、経費を賄うためです。このお教室、長年通う方もおそらくは比較的多いと思いますが(みなさんの声をごらんください)、いろんなご事情で去っていく方があります。そう、ちょうどいまごろの季節に。この一年では考えられないことですが、たったひとり去ったそれだけで運営が苦しくなるという自転車操業の中で、どうにも発表会の開催が出来ない時期が実際に何度かありました。

 

いま手元に、今回終演後に撮らせていただいた写真があります。公開は控えさせていただきますが、名誉欲どころか物欲もないに等しい私にとって珍しい宝物です。こんなにたくさんの笑顔を残してくれるなんて。

 

発表会があると、みなさんちょっと頑張ります。頑張った分、成果が出てきます。それがわかるのが、ちょうど今頃、発表会直後です。本番でうまくやり遂げた人もあれば、その逆もあります。もっとも面白いことは、やっぱり、上手下手という尺度以上の価値が、うたにはある、ということです。それに気付かれる方も少なくありません。また、今回本番では歌詞が出てこなくてさんざんだった人が今週、教室で私の眼の前で再挑戦してくれました。完璧でした。これだけ出来るところまで頑張ったのに、本番ではどうしてああなっちゃうんだろうね、というお話です。いろんな要素があり、それぞれの資質があり、緊張の度合いの現れ方は様々です。ひとはまさに、なまものなのです。

 

打ち上げがありました。(中には打ち上げだけに参加された方がありました。)みんなが笑っているのを見るのは、とてもしあわせなことです。またやりたい、という声も多く聞かれました。ここにもつらつらと書いてきたように、昨年は体験レッスンの申込者が前年比6倍増でした。みなさんの想像以上にスタッフは疲弊しました。イベントどころではなくなってしまいました。そのお詫びに、忘年会につづき新年会、というタイミングで開催しました。ようやく移転と教室新設も終え、講師も増え新しい体制が出来て来ました。今年は、定期的に開催できましょう。やるといったら、やるのです。

 

また、今回は出場者だけで会場が満杯でしたので、ちょっと様子見をしようと思われた会員のみなさまにも来場を控えていただく事態になってしまいました。それはとてももったいない話です。会場の四谷コタンは私が長い付き合いのせいもあり、たくさん手を尽くして下さいました。これほどしてくださるお店はそうはありませんが、いろんな会場を渡り歩いて、みんなでツアーをするのも、わるくないかもしれません(正直それは面倒です)

 

一つ、これを節目にまた、新規募集の枠を増やしています。はっきり申し上げましょう。たかが教室のくせに、人材募集という気分です。どんな職業経歴年齢の人だって、人を楽しませるに値するのです。おとなのがくげいかいへ、どうぞ。

シブイオンガクスタヂオの口コミはどうなった

2015年のこと。シブイオンガクスタヂオに過剰なほど沢山の申し込みがあったのはひとえに、口コミランキングサイト、なるものが発生し、そのトップに置かれたからである。

 

面白いもので、そのようになれば人はあまり迷わず、とりあえず、申し込んでみるのである。とりあえず、前金も払ってしまうのである。無料体験レッスンを受け付けしているところはいくらでもあるのに。そして、いやでも目につく筈の奇特なホームページも読まぬままに。

 

自分で言うのもなにだが、ホームページの文章はくどく長く生真面目と言えば聞こえはいいが、偏屈である。つまり文章を読むのがしんどいという性質の方には苦痛なほどであろう。なので、逆にそういうところに惹かれる性質の人が集まるのが当然であり、結果世間的には少数派を対象にしてしまっていることは否定できまい。

 

今年、というかおそらく正確には昨年十一月、上記のランキングサイトが消滅した。

 

とどうだ!見事にあの、何も読んでこなかったと目される方々からの申し込みがパタリとなくなったのである。

 

こちらにしてみれば実は、

大変にやりやすい状況と言えよう。

 

何が違うって、今年お申し込みの方々には、自分の発声の状態への不満とその改善への意欲が段違いなのである。

 

面白いなあ。

 

面白いといえば、新年明けて講師陣が挨拶を書いているようなのだけど、可笑しいなあ。

 

面白いといえば、そうそう、会員アンケートの集まりが芳しくない。強要するものではないので、気長に待つことにしよう。はじめてご覧の方のために、こちらをどうぞ。

 

 

全ては発声に繋がって

しかし、生活の全ては発声に繋がると思いますね。 靴を履く事 酔っぱらって吐く事 ゴキブリを見て叫ぶ事 駅までを歩く事 冷蔵庫を開ける事 人と握手をする事 何だか全てが発声に通じていると思う。 。。。。。 最近、腰痛に苦しみました。 おお、こんな時に腰を使っていたのだ! と思う事が度々。 それは、声を出す時に一番多くそう思いました。 知ってたけど知ってたけど。 生活の全ては発声に繋がっている。 良い言葉だな。 発声の為に、もう腰痛にはならない! プロミス!

あけましておめでとうございます。

 

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あけましておめでとうございます。

かなり出遅れましたが

あけました。

 

今年の年末年始は例年より短かったのですが

私も故郷の広島で年を越しました。

みなさん、体調など崩されていないでしょうか。

 

写真は実家にあった浮世絵ポスター。

幾つか持って帰りさっそく教室に飾っています。

一部の方以外からは、

好評を頂いております。

 

新年、気持ち新たに。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

春奈鈴。

 

 

シブイオンガクスタヂオの評判というもの

昨年、シブイオンガクスタヂオは知らず知らずご好評を得て、受付不可能なほどのお申し込みをいただきました。ご希望の日程を合わせるという事務的な処理が追いつかず、体験レッスンの値段を上げて、完全前金制に移行するほどに。比較的安価な小さな教室がその状態を維持するには、設立以来の希望でありとても好都合でした。

 

さてその評判というもの、それは間違いなく我々講師陣のばかばかしいほどの正直さがもたらしたものであります。いつでもそれだけは胸を張って来られました。月にひとりかふたりしかお申し込みのなかった頃も、ご入会、継続いただいたみなさんの生の声が我々の支えでした。もちろん、百パーセント好評ばかりの筈もありませんから、当然のこと不評も踏まえ、割合謙虚に努めてきた自負はあります。

 

昨年末より、あらためて会員の皆さんの声を集め始めています。それを公開し、実際の感想をご覧いただくことでより正確な客観的判断をもとに関心を持ってお申し込みいただけたらと思ったのです。ところが、なかなかご協力いただけません。ゆえに現時点では若干回答者に偏りがあります。もともと、お友達をご紹介いただくケースは稀も稀、年に一人いるかいないか、というタイプの隠れ家風味あふれる教室ですし、こちらから強制できることでもありません。実際、会員増加とともに予約が取りにくくなったというクレームも昨年たくさんいただいてきました。それを理由に退会された方もあります。シブイさんが大きくなっては困る、という声があっても当然とも言えます。私はとにかく、目に見えるわけのないお教室の様子を表現したいだけなのです。(もちろん、会員増加によって経費負担を減らしたいという至極真っ当な目的もありますがねー)

 

こちらで、ご覧下さい。現在の会員の生の声です。

 

現在、実際は大半を占める二十代三十代の会員の方からの声を求めています。

これを読まれた会員のみなさん、特に水道橋のみなさん、楽芸会参加の方は当然のこと、ご協力お願いいたします。ね。

自己紹介

どーも。 見た目の若さが自慢の小浜田知子です。 見た目は若いですが、そこそこの年齢です。 ワタシの事を、明らかに年下だ!と思っている生徒の皆様。 年齢聞いてびっくりかもしれませんですよ。 ふふふ。  まあ、年齢はトップシークレットなので言いませんが。 ボイストレーナー歴、18年くらいかなと思って油断していたら、もう20年になっていました。 光陰矢のごとし。 盛者必衰 諸行無常 天人五衰 えっ(゜ロ゜)! いやいや、私はこの先衰えませぬ。 まかせてドンと大船。 こう見えて、一応日本ボイストレーナー連盟資格を持っているボイストレーナーです。 よろしくお願いします。 次回のブログは硬い事書きます。 約束します。

ギター弾き語りコース 世古武志です

弾き語りコースを担当しています、世古武志です? 取り急ぎマジメなことを書こうと思ったのですが浮かんで来ず… 簡単に言えば、 楽しく弾き語りましょう! どうぞよろしく!

小浜田知子です

こんにちは。 噂には聞いていらっしゃるかもしれませんが、11月から講師としてやって来た小浜田知子です。 よろしくお願い致します。 初めはマトモにブログを書いたふりをしてみました。 ふふふ。

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