呼吸なんだって
近ごろすっかり、あまりうたわないコースのことばかり考えています。
私の空き時間が最早ないので、講師養成をしようと思い立ちました。します。
実に発声の不自由さは、ひとりひとりのご事情があってのものです。それを突き止め、喚起し、ひとりひとりに合った自主的な意識の変革の方法を提案することを頑張ってきました。これを、後続の講師に伝えます。正直、二十年近い私のキャリアから得られたものが核だったと思えばこそ、これを継承するのは至難の業かもと思います。

が、結局呼吸なんですもの。それが伝えられたら、半分は達成です。
声を作り上げることを楽しめるような講座作りを目指そうと思います。
小浜田 3月の体験募集始めます
どーも。
こはまだです。
ワタシは自分に自信のある人、自信あり過ぎる人が
苦手デス。
なぜなら!
自分に自信ある人はテンションが高い!
そして人の話を聞かない!
。。。。。
ワタシはテンション高い人が苦手デス。
なぜなら
自分のテンションがことごとく低いからである。
レッスンを受けられた生徒さんはお分かりかと思いますが
私はステージの上にいる時と普段では
全然違います。
私のテンションはステージ上に全て置いて来ています。
ステージを見られて、またはYouTubeを見て、この人怖そう。。。と思われますが
普段は別人です
町で会っても、ワタシとは気付かれない自信がありますね。
もし町で会って気付いたら、石でも投げてやって下さい。
私は
テンションの低い人が好きです。
自分に自信のない人が好きです。
という事で
3月の体験レッスン募集始めま~す。
テンションは低いが自信のある人になろうぞ!
シブイ楽芸会のお知らせ
来る4月17日日曜日のお昼、時間は12時前後詳細未定ですが、シブイ楽芸会を開催いたします。
また出ます。
と力強く再起再挑戦を誓った君
なにそれほんとに面白いの?
と見学観覧しようと思っていたものの、前回は会場の広さの都合でお断りされた君
最近はすっかり会員限定クローズドな会ばかりになって残念
と、以前のシブイ音楽祭をご存知の君
時間を作って参集されたし。場所は2013年以来久しぶり、赤坂グラフィティになります。
入場だけなら千円だ。多分。
詳細決まり次第、追ってお知らせいたします。久しぶりに公開開催の心算です。
けっしてうたわないコース
あまりうたわないコース
ご希望の方が思いの外多く、体験にいらっしゃる方も
何ヶ月も前から申し込もうとしていたけれど、募集が出なかった
とおっしゃいます。
それもどうかと思うのです。
個人レッスンの有効性は間違いなく個々の特性に合わせた内容が可能である
だから個人レッスンにこだわってきたのである
という主義主張で今に至っているわけです。
しかし
いよいよもって時間的に個人レッスンの限界とも言えるうえに、もともと
グループレッスンにだって価値はある
とは思っていたのでした。
それに、
グループで募集したってご希望がゼロってことだって充分にある
と思ったら、もう今後はあまりうたわないコースについては、初めての方、初めてでない方ももちろん隔てなく、一律複数人の枠で募集をしてもいいのではないか、と思うようになってきました。けっしてうたわないコース、とか言って。
やることは同じです。呼吸を中心に、身体を無理なく使って、しっかりした声を出す。
もう、完全に日本語発声の基礎初歩に特化しようかと思います。

というのも、昨年秋より小浜田知子が講師として参入してきました。
彼女が経験で培ってきたトレーナー特性は、シブイであまりうたわないコースで行っている基本発声というより、その先の表現と言えましょう。
それをやってみたいという方の募集に絞っていくべきではなかろうか、と思うわけです。
対して私の担うべきことは、表現はさておき、とにかく何らかの原因で
必要最低限の発声がどうにもままならないようである
と自認されている方を対象に募集したらいいんではないかということです。
洋楽をうたう。

先日、
「実は歌ってみたかったんです。」
と洋楽の楽譜を持ってきてくれた方がいました。
そこそこ年月通っている方で
今までそのような話が出たこともなかったのですが
話を聞けばずっと洋楽を歌ってみたい、
と思ってはいたけれども
ハードルが高い気がして躊躇していたのだとか。
ボイストレーニング、
とレッスンの内容は異なりますが
レッスンの中で洋楽の英詞の発音指導も行っているので
洋楽を歌ってみたいと思っているけれども躊躇している方、
完全に言い出すタイミングを見失っている方
是非レッスンに洋楽の楽譜を持ってきてください
&私物でよければ貸し出しします。
こわくないですよー
※英会話や文法とかアレとかは
わかりませんごめんなさい。
もうすぐ春ですね。
体験レッスンも受付しています。
https://cvo.stores.jp/
リピーター
先日、野球が馬鹿みたいに好きな先輩とお話をさせていただきました。彼の言葉、勝負は勝ち負けじゃない、という言葉が大好きです。その席で、今更ながら野球観戦のリピーターを作るにはどうしたらいいかという話題になりました。私の中ではこのとき、私がその作り手主体にはなり得ない、という結論が即出てきたため、真面目に考えるのを中断しました。私とは無関係である故に好きになさい、という線を引く癖はいつからあるのかしら、と今思います。
実は奇しくも、ボイストレーニング教室のリピーターという言葉が先週自分の中で巡っていたのです。
かつてピアノを幼少時に習っていた方は、驚くほど多いものです。そして多くの人が、今ではとてもとても弾けませんと仰います。何らかの理由でお習い事は中断するもので、よほど好きで、また環境がそれを許さなければ、ずっと継続していくことは難しいことでしょう。私自身小学校に上がる時に、これから忙しくなるからお習字は辞めますと堂々と先生に申し上げた記憶があります。忙しいわけもないのに。
シブイオンガクスタヂオは13年目を迎えました。その間にいったい何人の人が入会しそして退会していったのでしょうか。まったく考えたことがありませんし、必要な情報でもないでしょう。しかし、一度やめて数年後再びやって来る人は、なくもないのです。
昨年の一月。当時二十代前半だった青年は、二児の父となって現れました。呼吸すらすっかり忘れてしまっていましたが。そして今日。やはり当時二十代前半だった女性が、二児の母となって現れました。シブイ飯田橋教室の中を、手をつないでうろうろと歩きまわっているのを、私はどんな顔で眺めていたのでしょう。
何だかなあ。わるくない。話じゃありませんか。