連休が参ります 150000
シブイオンガクスタヂオはこの連休、飯田橋、水道橋ともにほとんどカレンダー通りのお休みを頂きます。
お問い合わせのメールは各講師に届く状態ですが、返信につきましては遅くなることもあるかも知れません。よろしくお願い致します。
さて。
本日のおまけ えかきうた。英語版。
アクセスが日々増えてしまって、このままだと今月中に150000アクセスまで着いてしまいそうです。つまりこの一ヶ月で50000ということでしょうか。実は第二弾がとっくに作ってあるのですが、この第一弾の勢いが萎んでしまってからにしようという計画だったのです。しかしなかなか萎まず、英語の歌詞を載せろなんていうコメントが届いたりしたものだからついつい描き手歌い手のツッキーさんがこれを英語で歌いますっと一念発起。
ツッキーさん、決してお世辞にも英語は得意ではなかったようですが、いまやネット検索のお勉強だけで随分とまあ、英語な雰囲気で発音されています。最初に録音した時は完全にカタカナを読んでいたので、私としてはそれがとても愉快で味わい深いとさえ思ったのですが。
というわけで、英語版です。絵をクリックして、楽しい気分になって頂ければ幸いです。
滑舌が悪い。
うたわないコースの小松です。
水道橋教室の近くにある桜並木が
すっかり散ってしまって寂しいかぎりです。
さて、滑舌が悪いんです。とレッスンに
やってくる方は多いです。しかし不思議な事に
「どう悪いのか」を把握している方は少ないです。
大抵の方が
・滑舌が悪いと人から言われて…
・昔から滑舌が悪いのがコンプレックスで…
と仰います。コンプレックスになる程なのにも関わらずです。
「”小松です”が”そまつです”って聞こえるみたいで悩んでいて」
と言うような方には今のところ巡り会っていません。
そもそも「滑舌が悪い」とはどんな状態でしょうか。
特定の母音・子音を聞き取って貰えないこと?
スラスラと長い文章を読めないこと?
電話でよく聞き返されること?
何言ってるかわからないと言われること?
「滑舌が悪い」と言う言葉にずいぶん色々な問題が
吸収されている気がします。
体験レッスンにやってきて
「滑舌が悪くて悩んでいます」と
最初の10分程聞かせて頂いたお悩み話が
全部問題無く聞き取れるなんて事はざらです。
呼吸が浅いだけとか、早口なだけとか
喉声だから聞き耳が疲れるだけとか
問題が滑舌とは別にある場合も多いです。
何でもかんでも「滑舌が悪いから」で終わらせずに
自分の声を分析してみると良いです。
もちろん、私もお手伝いします。
8拍吸って8拍吐く
タイトルの「8拍吸って8拍吐く」は
うたわないコースでだいたいの方が
最初にやる呼吸練習です。
(バリエーションはあれど)
楽に吸って楽に吐くだけです。
どんなに調子が良かろうと呼吸練習は
毎回やって貰います。
その後に、皆さんの目的やその日の
声の調子に合わせて色々なレッスンをします。
その中のひとつが滑舌練習です。
滑舌練習なんだから
とにかく速く言えたもの勝ち!と
思う人もいるかもしれませんがそんな事無いです。
楽に呼吸するだけの練習を
何故毎回こんなにも大切にしているかと言うと、
聞いてる人にとってそれが楽だからです。
話している人が楽な呼吸をしていれば
聞き手も楽だし安心できます、これは
”聞き取って貰いやすさ”の土台になります。
逆に話している人が息苦しそうだと
聞き手もなんだか息が詰まるように苦しく感じます。
ですから滑舌練習も無理な呼吸で
いくら速く言えた所で意味がありません。
ただただ楽に吸って吐くと言う
基礎を踏まえて、聞き取りやすく発声する
と言う積み重ねが大切なのです。
そんな事をうたわないコースでは
やっております。
発声はどこから始まるのか。
専門学校時代、尊敬している演技指導の先生から
クラス全員に向けてこんな質問をされました。
「発声はどこから始まる?」
私を含め同級生がポツポツと自信無さそうに
●まず息を吸います…
●声帯を震わせるところから…
●喉の力を抜いてリラックスして…
なんて答えましたが、先生の答えは違いました。
「声を出すには、まず声を出したいと思わなければ。」
クラス全員がなるほどと頷いた
何とも印象的な授業でした。
息を吸うのも、声帯を震わせるのも
上半身や喉の力を抜いて腹式呼吸をするのも
全ては声を出したいと思うから。
では声を出したいと思うのは何故でしょうか。
鼻歌とか独り言ならともかく、相手が居て
理解して欲しい事があるのだったら
そこを曖昧にしたままボイストレーニングは
出来ないとは思いませんか。
緊張すると声が上ずる。詰まる。
うたわないコース講師の小松です。
今日はブログを更新しようと意気込んで
桜の写真を撮りに行ったら見事に迷子になって
2時間程見知らぬ土地をうろうろしてしまいました。
最近はうたわないコースも生徒さんが
増えてきて嬉しい限りです。
レッスンで様々なお悩みに触れていると
私もそうだったな~とか、出来なかったな~とか
色々思い起こされるので本日はその中のひとつから。
「緊張すると声が上ずる。詰まる。」
と言う現象について書きます。
■声の詰まり感
息を吐き切れて無い場合が多いです。
どんな文章でも良いので、ため息をつくように
ゆっくり読んでみて下さい。息継ぎの時に
一度あくびしたり、ため息をつくのも良いです。
大抵の方は普段から「声」に対して「吐く息」が
少ないです。
■声の上ずり
日本語はアクセントは音の高低でつけられます。
一度「高い声スイッチ」が入ってしまうと
高い音域での高低で話し続けてしまい、
せっかくアクセントが低くなっても地声の音域に
戻る事が出来なくなる事が多いです。
前述した息継ぎの時にため息をつくと言う方法は
この音域をリセットする役目もあって一石二鳥です。
上ずってきたなーと自覚したら、息継ぎ→ため息→
その後の喋り出しを出来るだけ低く、と心がけましょう。
■緊張すると…
「緊張すると声が~」なんてスッと書きましたが
皆さんはご自分がどんな時に緊張するかわかりますか?
まずは大まかな所で
・大勢の前で喋る
・一対一で喋る
どちらが緊張するでしょうか。
また
・知らない人の前で喋る
・知ってる人の前で喋る
どちらが緊張しますか?
またそれは何故でしょう。
こんな風に緊張の条件や原因を知っておくと
対処のしようも見えてくると言うものです。
逆にそれを考えておかないと「緊張してるから」
と言う便利な言葉にその他の事象が
巻き込まれてしまう、なんて事にもなります。
程よく健康的に自分を知って行きましょうー。