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2014年04月

寒いから歯を食いしばり力むよね次の呼吸は大きなヒント

寒いから歯を食いしばり力むよね次の呼吸は大きなヒント

 


寒い季節に書いたものでしたね。要は弛緩と緊張のお話です。ぐぐっと歯を食いしばる時、人は上半身に力が大きく入っているのではないでしょうか。緊張の状態です。そして、それはいつまでもは続きません。必ず弛緩する順番がやって来ます。そして息を吐くのではないでしょうか。

そのときです。おそらくは、真に脱力していることでしょう。これを、自らが発声をするときの状態と比べて頂きたいのです。うたうときと比べて頂きたいのです。ほぼ絶対に、全然違うと思います 。

さあ、喉を開きましょう、力を抜きましょう。なんて言うのはとても簡単です。言われて出来れば世話はないというわけです。そこで、ごく当たり前の生活の中から、ヒントを見つけていくことは、有効だと思うのです 。


トップページにここ何ヶ月か、日常的にやれるボイストレーニング観点の練習について、ツイッターを利用して七五調で連ねて参りました。もちろん、中には何のことかも分からないものがあったことでしょう。しばらく、その解説の記事を書いて参ります。

 

Aメロを舐めることなくしっかりと走る時ほど呼吸しましょう

Aメロを舐めることなくしっかりと走る時ほど呼吸しましょう

 


いまどきは、Aメロなんて言葉も一般に通じるのかも知れません。が、念のために申し上げれば、ごく一般的なうたの導入、でだし部分ですね。導入が済んで次に現れて来る新しいメロディを一般的にBメロなんていいます。いやそれより、ごく一般的なうたにおけるサビ、という言葉の方が有名でしょうか。多くの人が、あー、その歌知ってるーと言う場合、サビのメロディを知っている、という意味で、それ以外の、歌ってみようと思ったら案外知らなくて歌えなかった箇所が、AメロとかBメロと呼ばれる部分です。

ごくごく一般的な楽曲のパターンの話ですが、みなさん、所謂サビ、はよくご存知で、ここを歌ってみたい、或いは、ここが高くて歌いにくいけど歌ってみたい、という気持ちをお持ちです。目一杯がんばるところが、サビです。だから、体験レッスンで、ごくごく簡単に声が出やすくなるコツ、程度のことを知って必ずやってみるのは、サビだったりします。はい、よーくできました。となるのですが、それ以外の、だいたいの場合サビの前に存在するメロディの箇所に於いては、意識が下がりがちです。おそらく、本番はサビだ、くらいに思われるのでしょう。

これは実にもったいないない話でして、せっかくサビで頑張ろうと思っても、それ以前の場所で余計なりきみを蓄積してしまったりして、まったく無駄にしてしまうケースは多いです。一般的にサビ以外は音域も楽であることが多いので、そこでこそ、呼吸なりなんなり、気をつけて気をつけて助走をつけて、本番に臨めばいいのに、と。


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息混ぜて喋ってみようかたい声届かぬ声に厚みが出ます

息混ぜて喋ってみようかたい声届かぬ声に厚みが出ます

 


喉を開く、と簡単に言葉にしますが、この行為自体は簡単です。うーんと唸る、りきむ、という状態が喉を随分閉じた状態で発声している状態です。それを緩めたとき、自ずと喉は開きます。また、喉が開いたら、ごく自然に息が漏れることでしょう。

緊張してうわずった声、萎縮した細い声、というものを想像してみて下さい。この言い方は、わざとそういう具合に出そうとしたわけではなく、本当は相手に届かせようあるいは届かせなくちゃならない状況下での、表現です。にもかかわらず、届かない、届きにくいという状態を表しています。そしてそれはその場にそぐわない、あまり良い声とは評されないものです。これを何とかしたいとお思いの方は、意外に多いものです。私もそうでした。大きな声を出そうとすると、逆にかたくて全然通らない声になってしまいます。この克服は結局、やり方を覚えることは勿論のこと、それ以上に、自信を持ったおおらかな気持ちで発声する心の余裕を持つこと。でしたから、一朝一夕というわけにはいかないのが普通だと思います。

あくびを噛み殺す、という表現があります。文字通りに、あくびなんか不謹慎だから慎まなければならない場所では、みなさん当たり前に行っている行為です。あの、あくびを心おきなく出来る環境での自分の声の出方を思い出して下さい。息、混ざっていることでしょう。恥ずかしいくらい、通る音を出していることでしょう。是非いろいろな状況でお試しを。大事なことは、身体にやらせてあげて、それを自覚することです。


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アのくちとおんなじようにイのくちで息が吐けたらいいんだけどな

アのくちとおんなじようにイのくちで息が吐けたらいいんだけどな

 


なんのことやらと思われる方も、ありましょうか。試しに、一曲通して、ラララーで歌うのと、リリリー、で歌うのと、どちらが疲れが残るか試みてください。話はそこからに致します。

最大限に簡略化して申しますと、アの口とイの口では、見るからに、息の通り道の広さが違います。ボイストレーニングに於いて腹式呼吸が大事らしい、というお話はどこにでも書いてあります。ですから、必ずといって良いほど、呼吸のための息の通り道の広さの違いは障害になり得ます。そしてもうひとつ、決定的な違いがあります。あーああ、と欠伸をした時と、いーいい、と欠伸をした時では、何かが大きく邪魔をするような違いが生じます。これをもちろん、邪魔をしない方に寄せていくことが必要になりますね。

よくよく読んでみるとこの五七五。ただの願望が述べてあるだけですね。たまにはいいでしょう。


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好きなうた 息だけ使って 歌い切れ うるさくないし よく眠れるよ

好きなうた 息だけ使って 歌い切れ うるさくないし よく眠れるよ

 


お好きなうたを歌っていただく第一の理由は、お好きなだけに、よく知っていて旋律や歌詞を迷わないからです。

これは当たり前なことのように思われるかも知れませんが、このカラオケ時代、歌詞も旋律も記憶に曖昧なのに、この歌好きです、とおっしゃる方、少なくないのです。21世紀に入る頃から顕著になりました。

それはさておき。忙しい身ですもの練習する暇なんかないものね。とおっしゃる方には、こんなのはどうでしょう。鏡をみて、最低限歌詞が読唇出来る程度は口を開き、そして、息だけで歌うのです。当然声は出さないので、ひっそりこっそり出来ます。最低限口を開いていると息が出やすいです。出やすいということは吸いやすいということです。軽い運動にすら感じましょう。ゆえに、就寝前に一曲分も行うとよく眠れもします。たったこれだけの見解で、一石三鳥です。大事なことは、身体にやらせてあげることです。一点注意がございますが、これは、書き渋っておきましょう。


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返信たより 入会直後に言われるままにやってみたところ

 石村先生
今週も楽しいレッスンをありがとうございました。
 
レッスンは楽しくありたいものです。
 
昨日は、またまた1人夜カラに行ってまいりました。
試したことは下記の3つです。
 
すっかりひとりカラオケの時代ですね。昔は、さあ、ひとりで行って来てご覧と送り出したものでした。
 
1、曲の1番はレッスンで習ったことを実践するつもりで歌い、2番は今まで自分が歌ってきたように歌ってみました。
 
1番を歌っているときは喉がラク。でもうまく音程が取れないことが多い。高音になるとかすれる。
2番の今までの歌い方では、高音は出ている。が、喉から振り絞って出している気がする。
多分、聞いていて苦しそうに聞こえると思う。
 
ボイストレーニングの主目的は、
身体に無理のない発声を得て、伸び伸び心地よくうたうこと、です。それは、聴く人に直接そのまま波及しますので、聴いている人は、いいな、と感じると大成功です。
ですから、2番では苦しそうに聴こえているだろうという観点に気がつけたことが収穫です。
1番を歌っている時には従来の癖が発生しないようにする方向へ近づいていると言えます。がしかし、それが為にまだ慣れない現在のうちは、音程がとりづらい、という現象に驚かれると思います。これがどういう原因かと言えば、
音程をきちんととること、は、従来の癖の中に含まれていた、ということになります。
ですから、癖を除去した発声に慣れないうちはその違和感の方が気になって仕方がないことと思います。大丈夫です。みんな、そうです。
 
 
2、前かがみになったり、しゃがんだり、部屋の中をぐるぐる歩き回ったりしながら歌ってみた。
 
歩き回るのはダメでした。声がぶれまくりました。しゃがむのもダメです。声が出ません。
少し前かがみになって腰を落とした姿勢(野手が守備に入っている感じ)だと、声が安定するような気がしました。
 
いろいろ試してご覧、と言っておきましたね。良いです。その調子です。
歩き回って声がぶれるのが、気になることでしょう。実は、前項で述べた通り、喉で支えていた癖が安定させられなくなった違和感の方が大きく感じられていることと思います。おそらくそのことだと思いますがいかがでしょう。また、しゃがむのはもしかしたら、圧迫感で呼吸がしづらいのではないでしょうか。または、呼吸をし忘れているのではないかと想像出来ます。

お、野手が守備に入っている感じ、という例えは野球好きの私にとっては馴染みです。これは、せすじのりきみから解放されて、呼吸がしやすくなっていると思われます。しゃがむとの対比ではないでしょうか。今後こちらで試してみましょう。

どういう状態が、うたいやすい、と感じるのか、安定する、と感じるのか、これを見定めるには、まだ始めて間もないうちは分かりにくいかも知れません。おそらく、ここでやったことをなんとか思い出しながらだと思います。
 
3、口を開けることを意識して歌ってみた。
 
口を開けっぱなしにして歌いましたが、歌詞がうまく発音できません。
息接ぎも上手く出来ず、しまいには吸う・吐くのタイミングも逆になってしまう始末。
いくらなんでもこれは開けすぎだったのでしょうか。今朝は少し顎が痛いくらいです。
噛みごたえのあるフランスパンを食べた翌日のような感じです。
 
顎は比較的健常な方でしたよね。にしては、まったく動かさないに近い癖がおありです。
だとすると、現段階では口を開けているだけでもストレスを感じている可能性が高いです。
当然のことながら、歌詞の発音もうまく出来ない筈です。これは思いのほかストレスのもとです。気持ち悪いですものね。
口を開くと何がどう影響するから有効なのか、というお話をレッスン中にもう一度しますね。
 
教わったことをすべて実践するのは難しいですね。
 
その通りです。ものすごく、簡単じゃありません。ひとつひとつを覚えていることだけでも、大変です。
ましてあなたは、おそらく一般的にカラオケで歌ってみせたら、じょうずーっと言われてもおかしくないくらいの方です。今までそれを支えて来たことを半ばぶち壊されるくらいの感覚があるのではないでしょうか。私はそれを勿論こわすつもりなど毛頭ないので、しばらく言われるがままに従ってみてください。間違いなくそれらの意義はお分かり頂けます。
 
まずは出来ることから、朝の通勤電車の中ではipodから流れる曲に合わせ、
呼吸はしつつ、声は出さない口パク練習をしております。
 
楽しい姿ですね。ときには不審者然と過ごすのもいいと思うのです。
ときに
呼吸はしつつ、声は出さない口パク練習
とおっしゃいますが、これは実は第一義としては呼吸の練習なのです。このあたりも、おいおい説明してまいりますね。
 
来週もよろしくお願い致します。

はい。楽しみにしていますね。
 

消費税について

正直に申し上げます。
考えが浅かった。
 
消費税が上がる?
馬鹿にするなよ、こっちは負けずに丸抱えしてやる。
などと大人げない気持ちでおりました。
 
しかし、請求書を下さる皆さんが一律律儀に従われるものですから、蓋を開けてこっちはえらいことになったわけです。考えが浅いというよりは、ただのおばかさんです。
 
ああ、このままではお上につぶされるわ。
 
従って五月分のレッスンより、一律百円ほどの値上げを検討しております。なぜ検討かと言うと、今ひとりで思いついただけだからです。
 
ああ、このままではお上につぶされるわ。
 
そしてさらにいよいよ消費税十%になった際にはシブイも渋々、便乗値上げを断行することにしましょう。
さあ会員の皆さん、それまでに、得られるものは得て去るのよ。
 
こういう書き方は逐一誤解を招きますけれども、少なからぬレッスン代を、無駄にしないでね、という意味ですからね。念のため。
 

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