盛夏妄想
とにかく雨が降らない
飯田橋教室にはエアコンが二基ある。一階と二階用。これが、おそろしく不経済なのだー。請求書をみてびっくり。というわけで、えーと確か、冷たい空気は下に降りるから、というわけで、二階だけを稼働させる時間が増えた。しかし、扉を閉めてレッスンを行い、一時間終わって階下に降りると、これでもう暑い。本当に、雨で良いから降ってもらいたいくらいだ。
今まで、シブイ音楽祭というものを年に一度開催するのを目標にやって来たが、本当に夢みて来たことは、ミュージカルである。こっちはいくらでも歌など作れるわけで、要は企画と、その賛同会員がどれだけ出揃うか、だけだ。そろそろ、そういった方向に近づいて行けたらなあと、このくそあつい夏、ぼんやり考える。
シブイオンガクスタヂオでは、よくあるボイストレーニングを、個性漲る講師陣が、無駄じゃないのかと言えるほど生真面目に、行っています。最近は音感矯正をこれまた実に個性的な手法で行う講師も招聘しております。季節に依っては予約でいっぱいになってしまいますから、その前に、一度いらして下さいませ。
センス、
最近、すっかり主婦の如く自炊ばっかりのあたしですが
(そもそもランチなんざ出来る御身分では無いのです、)
料理とは、本当にセンスなんだろうなぁ、と思う。
そう思うと、うちの母は昔からセンスが無かった。
よく「音痴」をコンプレックスとしている方が
「父も母も音痴で遺伝なんです、」とおっしゃるのを聴きますが
かくいう我が家も、両親は生粋の音痴です。
幼き頃に家族でカラオケに行けば父は戦争の唄を、
母はサビしか分からない唄を周りの空気も読まずに入れ
唄えもせず、高らかに声を外すような。
何ともまぁ、、音楽に関しては痛い家族でした。
なので、「遺伝」は関係無いと、あたしは思っています。
因みにミュージシャンは、料理上手な人が多い気がします。
シブイオンガクスタヂオをお知らせする
先日、会員の中から
「シブイ音楽祭の映像をおくれ」
という声があり、何をするのかと思いきや、シブイのCMを作るのだと。
一体どんなものが出来上がって来るかと思いきや
ホームページを隈無く見て、素材を使ったものでした。
なかなかやってくれるじゃないかい。感謝。
シブイオンガクスタヂオ、創作には協力を惜しまない方針です。
今朝は、飛び込みで体験レッスンが行われました。完全予約制ではありますが、時間に空きがあれば当然、受け付けています。
さてと本格的に
先日からこれしか書いていませんが、
音感矯正、シブイ特価にて受付を開始致します。
詳細は、インフォメーションからご覧下さい。
そして、リンクを辿って読んだ方の中には、
もしかすると、大変おっかない印象を受けるかも知れません。
大丈夫。こわくない。こわくない。
昨日もなごやかに、ペットボトル茶を一緒にいただきましたもの。
先日、シブイ会員の中から二人目の体験者がでました。
私はその直後通常レッスンを行いましたが、
いつも歌ってるあの歌も、たいへん音程がきっちりになってしまい、
別人の歌声に聴こえてしまいました。
ええ、私は驚くよりほかなかったわけですよ。
正義と真実の大馬鹿の代表こと私、謹んでお薦めするよりほか、何も出来ません。
音感を治す
ちょうどお盆やすみ時期、ここの更新も途絶えていました。
勿論、とくにお休みはいただいておりません。シブイいつでも受付中です。
さて。何故、更新がしばらくあいたかと言えば。話せば長くなる所を端折りつつ。
音感矯正の先生とお話をしていたのです。私はここのところ、音痴レベルに応じて割引するよだの、簡単に治るわけないじゃないか、などと書き連ねていたのですが。氏のお話に依れば、実はそんなの簡単に
治るんだって。
勿論きいている私も半信半疑ですよ。そんな話はきいたことがない。氏のレッスン料金もシブイに比べたら、オカルトレベル(これは誤解を招きかねないですが、実際はそれほどではありません。私の知人には有名でもないのに、一時間十万円なんていうレッスン料を成立させたこともありましたから、実際、ボイストレーニングなんてそんなもんなのです。幅広いのです。)。無理よ無理無理シブイでは無理。とね。
ところが、ね。こんなことがあったんです。
シブイに通っている方が、試しに受けてみたんです(もちろん無料ではなく)。矯正レッスンを。そしたらね、
変わったんです。
そもそも、わざわざ受けようというほどの方の頭の中には、ちょっとした問題があるんです。そこは私自身も、どうにかしたいものだなあ、と常々思っていたのです。
そこがクリアされていました。驚いたのなんの。
シブイオンガクスタヂオ、正義と真実の代表、石村吹雪、嘘は決して申しません。レッスンは完全個人レッスンですので、私はその様子を目の当たりにはしませんでしたが、その直後、通常のレッスンを行ったところ。
変わってたんです。
私は近々、この素敵なレッスンをシブイ価格で提供すべく、準備中です。だってね、たかだか「音があわない」というだけで、卑屈に近い気持ちになる方があるとして、それを治してあげられる機会を提供出来たら、万歳三唱ものですもの。そう思いませんこと?
絶対音感にこまったことがある
いわゆる絶対音感をお持ちの方がいらっしゃいます。便利とも言えますし、不便とも言えましょう。
私などは楽器に触って早三十年、未だにギターのチューニングをチューナーなしでやるときっちり半音下げになってしまいます。いや、私はそういう趣味ではないので全く意図していないわけで、たいていそうなっちゃうので、一度全部の弦を合わせたら改めて半音上げる、と、そんな手間をかけてしまう程度に身につかないタイプの人間です。私がピアノキーをでたらめにたたくと、「あー、ソって言ってる」なんて応えて来る絶対音感な彼女、ほんと感心するばかりなんです。が。
地声を高く出したい。という欲求と希望をもっていらっしゃる方は、ことにこういった教室には多いわけですけれど。結構な割合で「さあーここから高いメロディになるよー」と思ったら最後、身体全体を固めてしまうケースが多いですから、私は、予め大袈裟に低めのキーで楽に歌える状態を充分感じて頂いた上で、繰り返し歌唱をして貰い、ここぞという所でこっそりキーを変えて弾くことで、当人気がつかないうちに「ほーら出ちゃった」なんていう悪戯めいた方法を使ったりするのですが。
そんな私に対して絶対音感な彼女は、もう、ここから上は裏声にする、と長年決めてかかっていた節がある上に、キーを変えようものならあっさりバレてしまい、必要以上に力んでしまったりします。おまけに妙に冷静で笑顔を表に出さないものですから、ちょっとひんやりした空気になってしまったりして。ええ、正攻法しかないわけですが、ね。
体験レッスンの実例×××××
発声の妨げになるのは、無駄な身体の使い方の癖、有効でない呼吸法、精神的緊張、それらから派生する細かな点があります。
常々、多様性に応えるべくいろいろな方法を考えているのですが、これが私のブーム的な偏りがあるため、大変悔しい失敗をしてしまうことがありました。
上半身の容赦ない脱力と、呼吸量の強制的な増大を目的に、腕立て伏せ(回数は個人差を予め考えてお願いします)を強要するのがブームだった頃。五十回やっても平気な女性、が現れたのでした。これは極めて稀な例なのですが。
見事に目論みは外れ、ご当人も腑に落ちない顔で帰られた印象ばかりが残っているのですが、運動好きな方でしたから、そういう方こそ、正攻法で良かったんじゃないか!と、随分あとになって気がついたのでした。
反省。ならびにその後の方針。
今どき誰もが運動不足と決めつけてはならない。のちのちおかしな教室と噂されないためにも。
体験レッスンの実例○○○○○
自称音痴の方の大半は、いわゆるご謙遜、なわけですが、その程度に自覚のない方、すなわちかるーく音痴気味、でもそんなに気づいていない、という例もあります。こういった場合、音痴云々をこちらも気にする必要がないのですが。最初は私も気づかなかったのです。が、呼吸を整え、口の開きを教えているうちに声量がぐっと上がり、そこでようやく「あ。このひと、気づいていないし、あまり気にしていない」と、気がついたのです。
楽しく体験レッスンの後、入会されてもしばらくは、部分部分でびっくりするくらい音が外れていました。しかし、発声優先の方針なので、決してそこを追究するどころか触れもせず、しばらくは気持ちの良い声の出方を知って頂くことに専心しました。正直に言えば、こちらも平均律に慣れた身体なので、集中力と根気が必要です。
そしてある時、ご自分で気づかれたのでした。「あれ、私音はずれてませんか?」と。「よーし、よくぞ気がつきました、おめでとうっっ」。くよくよしない方なので、そこから改めて、音程を気にしつつ発声をする、という段階を踏むことが出来、改善されていきました。
音痴なんて概念も。こういうケースではあまり意味がありませんでした。
コンポ
私は今、水道橋におります。
この春、飯田橋教室を作り、水道橋教室を春奈講師に託すにあたり、それまではなかったものを購入したのでした。
そうです。CDコンポです。これがあると、CDが再生できますからね。ところが、春に買った時点でいわゆる初期不良の点があったのを、忙しいことを理由に知らないふりをしてきたのでした。
最近ついに、初期不良につづき、CDも再生できないという話にもならない馬鹿馬鹿しい状態に陥ったのでついに販売店へ修理に出しました。無事、初期不良の部分も改善されて戻ってきました。これで、みなさんがお持ちになった音源を鳴らすことができます。安心ですね。
あまり私自身はCDプレイヤーの必要性を感じたことがなかったせいで、水道橋にいらした皆さんには、「いったいなんじゃここは」と思われていたかもしれません。そうですよね、CDソフトひとつ再生して聴くことができない音楽スタジオなんて、聞いたことがないです。私も。
そういえば、飯田橋教室にはまだCDプレイヤーがありません。パソコンはあります。スピーカーもパソコンのものを使っています。冷静に考えてみると、それも、なんじゃそりゃあ、という設備ですね。
でも、発声教室にそんな設備がなくちゃならないかって言ったら、要らないとまでは言わずとも、なくてはならないものでもないです。
体験レッスンの実例××××
体験レッスンの予約を入れたら、場所を確認し、必要とあらば地図を印刷するなどして頂きたいものです。勿論、生来の方向音痴、といった方も実在するので、致し方ない場合もありましょう。
しかし、通常行っている体験レッスン枠は一時間以内で、前後の時間には通常レッスンにいらっしゃる方の予約が入っているものです。そうすると、当然時間は大事になります。が、普段からそうなんでしょうけれど、30分遅刻、ともなってくるとまた、やり方が変わってきます。
だいたい、呼吸の大事さというものを説明する時間があるのですが、そんなことをやっている場合ではありません。声を聞かせて頂き、癖を把握し、どうしたいかを一応聞いておいたら、もう、それに直結する内容を行うしかないわけです。これは大変歯がゆいものです。
幸い、入会頂いて、後々じっくりとレッスンを行えたわけですけれど。
あ、これは、体験レッスン云々以前の問題でしたね。でも、時間守れない方の割合が年々増えて来たのは事実です。こうなるともう、社会問題ですね。